王家のしきたり? 6
その甘い香りたつ、泉に口付ける。
「やぁ・・・!・・」
初めての感覚、蘭世の全身に怯えにも似た震えが起きる。
そして、そのあとから、湧き上がってくる快感・・・。
その証拠に泉はあふれんばかりの蜜をたたえていた。
舌先で掬い取るように俊がそれを啜り上げる。
水音が妙に、高い天井に木霊しているようで蘭世は恥ずかしさを覚える。
「だ・・・めぇ・・・・」
否定する声に相反するように、沸き出でる蜜。
あとからあとからあふれ出してくる。
それを余すことなく嘗め尽くしている。
「・・・・ぁぁん・・・・んん・・・」
押さえられないほどの喘ぎ。
俊の耳には心地よい。
感じてくれていることに。
切れ切れだった、蘭世の声が少しずつ、はっきりと、断続的に上がってくる。
「やぁぁ・・・だ・・ああ・・んん・・・・」
片手でシーツを掴み、もう片方は唇に押し当てて。
俊に聞かれることが恥ずかしくて。
隠しても隠し切れない、自身の恥ずかしく感じている姿。
全身がビクン、と跳ね上がる。
「や・・だめぇ・・・あ・・あああああ!!!・・」
俊の舌先が飛び出した敏感な芽の部分を捉える。
「やぁ!!・・・」
一気に身体の熱が上がる。
舌先でつつかれ、全体をかたどるように。
蘭世の身体がしなった・・・・。
「!!・・・」
声にならないほどの声が上がると同時に、蘭世は絶頂に到達する・・・・・。
ひくつきながら、そこは、それにあわせて奥から蜜をあふれさせてくる。
俊はそれでもなお、蘭世を愛していく。
舌先を引くつくそこに滑り込ませる。
「・・ん!!!・・・」
そこは俊を拒むかのように痙攣し続けていたがかまうことなくそこに押し入る。
「ああ!!・・・」
落ちきらない熱を持った身体は、さらなる高みへ向けて心音を高ぶらせていく・・・・。
俊の舌先が内部をえぐるように蠢くと、蘭世のそこはひくつきを激しくする。
「だめ・・・・ああ・・」
ぴちゅぴちゅとその音だけしか聞こえなくなる。
そこに意識が集中しているから・・・。
「いやぁ・・・・・ああ・・」
自分が自分でなくなるような、言いようの無いそれが蘭世を埋め尽くしていく・・・
蘭世は再度の絶頂に跳ね上げられた。
「ぁぁあああ!!・・・・」
俊の脳天を突き破るような、甘美な喘ぎ声が。
その部屋に響きわたった・・・・。

俊は我を忘れた・・・・。

その蘭世の声をもっと聞きたくて。
蜜を味わいつくす。

そのたびに身体を撃ち震わせながら蘭世は俊の愛撫に翻弄され、意識を途切れさせていく・・・。

永遠に続くかと思われたそれがとまった。

「・・・?・・・」
幾度となく、絶頂を迎えた蘭世の身体はしっとりと汗ばみ、可憐な胸が上下している。
その瞳をうっすらと開く。
熱の帯びた俊の瞳が射抜く。
そして、感じる、彼の熱さを。
蘭世は手を伸ばした・・・・・。
「すべて・・・・」
・・・・私は・・・貴方だけの・・・・
俊の手が蘭世の手をつかんだ。
固くつながれた指。
同じ心。
二人が二人であるために。
俊の身体が蘭世の中心に向かって・・・・。

「ん!!!」
蘭世が眉根を寄せ、苦しげな表情をする。
それでも、とめることは出来ない。
一瞬息を呑むと、一気に最奥まで貫いた―。

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